女性のバストは、体重の増減や妊娠・出産、授乳など、様々な原因によって形が崩れたり、垂れてしまったりすることがあります。
そして確実にバストの形を良くするということになれば美容クリニックや形成外科における外科的な治療が検討されることになるわけですが、やはり、体にメスを入れるということにはどうしても抵抗感がありますよね。
では、手術に頼るのではなく自力でバストの形を良くするには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、自力でバストの形を良くする方法についてご紹介させていただきます。
大胸筋を鍛えてバストにハリを与える
自力でバストの形を綺麗にする方法としてはまず、大胸筋のトレーニングをする、という方法が挙げられます。
女性の乳房は、クーパー靭帯という帯状の組織によって大胸筋と繫がれています。そのため大胸筋が衰えると、そこと繫がっている乳房が垂れてきてしまうのです。
また垂れ始めた胸をそのままにしておくと、クーパー靭帯が伸びてしまいます。一度伸びたクーパー靭帯は自力で元に戻すことができませんので、そうなってしまう前に大胸筋のトレーニングをして、バストの下垂を予防しましょう。
具体的なトレーニング方法ですが、腕立て伏せや、壁を使ったトレーニングがオススメです。
壁を使う場合はまず、壁に片手をつき、足を肩幅くらいに開いて立ちましょう。そしてその状態のまま、壁についている方の手にゆっくりと体重を乗せていきます。この時、胸の筋肉を意識しながら少しずつ負荷をかけていってください。
左右1回ずつを1セットとし、1日に5セットから10セットくらい行うのが理想です。
ブラジャーを使ってバストの形を整える
自力でバストの形を綺麗にする方法としてはまた、ブラジャーを使う、という方法もおすすめです。
実は脂肪には、固定されることによってその固定された通りの形になる、という性質があります。
そのため正しくブラジャーをつけたうえでバストが正しい位置に来るように調節して固定すれば、その形通りのバストを形成していくことができるというわけです。
この方法はすぐに効果が出るというわけではありませんが、継続するのとしないのとでは1年後のバストの形が随分違ってきますので、バストの形に関してコンプレックスを抱いているという方は、ダマされたと思って試してみてください。
バストのマッサージをしてバストの形を美しくする
女性の中には、左右のバストサイズが違うことに悩まされている方が沢山いらっしゃいます。
特に授乳をする際にどちらか一方ばかりを使っていると、片方だけがしぼんでしまって左右の大きさがバラバラになってしまう、何てこともあるようです。
そういった場合は、小さい方の胸を大きくして左右の大きさを揃える、という方法をおすすめします。そしてそのために有効なのが、バストマッサージです。
入浴時など体が温まって血行が良くなっている時に、手のひらでバストを包み込むようにして優しくマッサージしてみましょう。バストを外側から包み込み、そのままゆっくりとうえに持ち上げるようなイメージでマッサージするのがポイントです。
このマッサージには乳腺の発達を促進する効果がありますので、続けて行うことによってバストを大きくしていくことができます。
ただしバストマッサージをする際は、力を入れすぎたり、激しくバストを揺すったりしないようにしましょう。バストの表皮は他の部分よりも薄いため傷つきやすいですし、バストを激しく揺らすとクーパー靭帯が伸びてバストが垂れたり、脂肪が燃焼されてバストが小さくなったりする可能性があります。
バストマッサージはあくまでも、“やさしく”“適度に”行うことが大切です。
引用:バストアップの方法 サプリや運動で胸を大きく!