胸を大きくしたい願望を持つ傾向が強い女性は、何をすればバストアップに繋がるのかという情報に強く惹かれてしまいます。もしかして、ピルもバストアップの効果があると何処かで聞いたことがあるのではないでしょうか?今回は、ピルが胸を大きくするか否かの事実関係と、その真相をお伝えします。
ピルで胸が大きくなるのか
ピルを服用することで、胸が大きくなるという問いかけに答えを出すとしたら、「大きくなります」と言わざるを得ません。ただしそれは、ピル本来の作用ではなくサブ的な位置付け・・・要するに「副作用」であり、ピルの服用が決して胸を大きくするためのものではないことを覚えておいて下さい。
なお、「でも少しくらいなら・・・」と考えられる方へ、これから記述する「ピルが胸を大きくしている真相」を知った後も、また同じように思えるのであれば胸を大きくするために使用しても良いでしょう。しかし責任は負いかねます。
体内で何が起きているのか
ピルの主成分が、女性ホルモンだということはご存じかと思われます。その中に「卵胞ホルモン(エストロゲン)」という成分が含まれているのですが、この卵胞ホルモンがが乳腺に作用することで胸が大きくなるという状態を作り出しています。
ただし、服用された全ての女性の胸が大きくなる訳ではなく、乳腺への作用には個人差があり劇的に影響が現れる方も居れば、全く影響が現れない方も居ます。
胸が大きくなったのは「副作用」
冒頭でも記述したように、ピル服用による胸への影響はあくまで副作用によるものです。ピルの本来の作用は「避妊」であり、基本的にそれ以外の効果や影響は副作用として考えるべきなのです。
このように記述すると、生理不順の解消や生理痛の改善なども副作用となるのですが、それらの解消・改善はメリットとデメリットを比較してメリットが勝るために、それを「本来の作用」として扱っているという節があるのです。
バストアップを求めて飲むものではない
前項を鑑みて、「胸を大きくする」という結果のためにピルを服用するのは、メリットとデメリットを比較しても決してメリットが勝るとは言えません。何故なら、まずバストアップの効果を得られるかどうかが分からないのがひとつ、さらに副作用は必ず現れると言っても良いため、下手をすればバストアップの効果を得られずその他の副作用だけ得る可能性があるのです。
頭痛や嘔吐だけならまだしも、血栓等の致命的な疾患のリスクを抱えてしまうのを、「胸を大きくする」という効果だけでペイできるとは考えられません。
サプリとの併用は禁忌
もう一点、ピル服用時の禁則事項があります。それは、バストアップサプリとの併用は絶対に行ってはならないという点です。理由は簡単です。ピルも「女性ホルモン」、バストアップサプリも「女性ホルモン」・・・ということは、女性ホルモンの過剰摂取を引き起こしてしまうことは容易に想像できるでしょう。
それにより、嘔吐や嘔気、倦怠感やイライラなど、副作用が強烈になったり、最悪不妊症になってしまう可能性があるため絶対にピルとバストアップサプリを同時に服用するのはやめてください。
いくら胸を大きくしたいからと、ピルを飲んでその目的を果たそうとするのはあまりに危険です。単純ではありますが、「別の方法を探してください」とあえて言わせていただきます。
引用:panpan